日本海側の集中豪雨

梅雨末期の集中豪雨。今回は新潟、福井でひどい被害が出た。

雨は水蒸気補給が無ければ継続的に降ることができない。梅雨前線に向かう南よりの湿った風は、湿舌と呼ばれ、集中豪雨の一つの典型的なパタンになっている。このとき、南よりの風は、日本の南岸で陸地に当たり、そこで上昇気流を起こす。つまり、このような集中豪雨は南岸で起こる。

古くは長崎豪雨・諌早豪雨、10年くらい前の山陰豪雨、そして今回。むしろ日本海側で被害が大きかったのはどうしてか。今後の予知には詳しく調べることが欠かせないだろう。