放射線の実験施設 (9/18ごろに見た夢 一日前)
少年と少女が、白髪の研究者のところを訪ねる。そこでは、放射線を扱っている。一通り研究者が放射線の話をする。ちょうど、紫外線を当てると蛍光物質が光るように、緑色の光を当てると、放射性物質が黒や銀色に光るようになっている。そんな装置を説明してもらって、一通りの説明が終わる。
「では、これでおしまいなので、放射性物質をしまうことにしよう」
と、放射性物質をしまう。
「こうすると、この装置を使っても反応しない…」
と言いながら、緑色の光線を当てる。しかし、ところどころ点々と銀色に光る点があちこちにある。
「おかしいな」
更にあちこち調べると、少年(私)の左手の甲にもついている。洋服にもついている。研究者は、
「これは大変だ、すぐに洗い流さないと」
と言うが、私は、
「なぜこうなったか調べてその原因を断たないともっとひどいことになります。僕はいいですから」
という。自分の中では、「すこししても、洗い流せば大丈夫」という思いもあるが、「そもそも何かに反応するということは放射線を出しているということだからまずい」という判断もある。
その研究施設はたくさんの研究者が共同で利用している。案内してくれた研究者は
「これは利用者をもっと制限しなければならないかもしれない」
と、つぶやく。
しばらくして、放射性物質を広げてしまった人がわかる。食事中の、太った口鬚をたくわえたその人は灰色の背広を着ていた。緑色の光源を近づけると、背広に大きなドス黒い斑点が大きくひろがり、その回りに銀色のいくつもの斑点が散らばっていた。