Debian GNU/Linux + emacs21 + Org-Mode (or orgmode)
気になる Org-Mode を使い始めてみた。ざっとマニュアルを読んで使えそうな項目、これくらい知っていればいいだろうという項目をリストアップし、メモしてみた。
ちなみにこのメモも Org-Mode で作ってある。インストールなどは、別途 http://hpcgi1.nifty.com/spen/index.cgi?OrgMode%2fManual を参照されたい。
上記のページには大変お世話になった。ここに感謝します。
4 パソコン ~~~~~~~~~~ 4.1 Org-Mode ==== 4.1.1 TODO [#A] 使い方 ---------------------- SCHEDULED: <2007-08-20 Mon> DEADLINE: <2007-08-20 Mon> CLOCK: [2007-08-20 Mon 14:05] CLOCK: [2007-08-20 Mon 13:06]--[2007-08-20 Mon 13:38] => 0:32 0. 外部の情報 + [http://hpcgi1.nifty.com/spen/index.cgi?OrgMode%2fManual] + [file:org-5.04/org.pdf] 1. 基本的な文法 文頭に *, **, ***, **** などを付けるだけ。階層構造を持たせた文章を作る。 その他 (1) TAB(C-i) でインデント (2) M + RET で項目を追加n (3) M + S + RET で TODO を追加 (4) この場所のような箇条書きで、連番の項目のチェックボックスを作る (5) C-c C-c 番号を付け直す (6) C-u C-c . 現在日時を入れる <2007-08-20 Mon 14:09> 2. 下位の階層の表示 (1) 階層のタイトルのところで TAB (C-i) (2) Shift + TAB でファイル全体の階層の下を表示・非表示 3. TODO (1) M + S + RET で TODO を追加 (2) 予定日(SCHEDULED): 表題のところで C-c C-s 日付をカレンダーから指定 (2) 締切日(DEADLINE) : 表題のところで C-c C-d 日付をカレンダーから指定 (3) C-c C-t で、TODO, DONE, なし の rotate (4) C-c C-v で TODO の一覧 4. checkbox (1) 番号のところで、[ ] で作る (2) M + S + RET で連番で作る (3) C-c C-c でチェックを入れる、切る 5. 表 (1) 適当に | で区切ってリストを作る (2) 行末で C-c | とし、n x m の表を作る 日付 やること チェックボックス abcd ------+----------+------------------+--------- efghijk (3) 整形 C-c C-c ただの整形 C-i 整形しながら 隣 のボックスへ移動 RET 整形しながら 下 のボックスへ移動 (4) || で、n文字しか表示しないようにする 日付 やること チェックボックス abcd ------+----------+------------------+--------- 4 efghijk 1 (5) C-c + で同じカラムの中の合計 その他にも表計算ソフト並の機能があるが、特に必要性は感じていない。 6. クロック 作業時間を記録することができる。一日の努力を可視化できる。その項目の中で (1) C-c C-x C-i 計時スタート (2) C-c C-x C-o 計時終了 (3) C-c C-x C-x キャンセル (4) C-c C-x C-r subtree 内の作業時間をテーブルとして表示する (5) 7. リンクと export 7.1 リンクの記法 (1) 外部へのリンク : URL を [ [ ] ]内にかく。or [ [ URL ] [ 記述 ] ] といった書き方にする。 (2) 内部へのリンク : URL でなければローカルなファイルと解釈される。書き方は同様。 (3) 直接、[file:/home/mori/.images/GMS.jpg] などと書いても良い。 (4) 文章内に を書いておくと、自動的に文中の他の部分にある「なにか」には、 を書いた場所へのリンクが張られる。 例えば、Org-Mode には、この文章の先頭へのリンクが張られる。 7.2 リンクの操作 (1) C-c C-o でジャンプ 7.3 export (1) C-c C-e a plane text に export (2) C-c C-e v a plane text に export(表示されている部分だけ) (3) C-c C-e h html ファイル に export (4) C-c C-e v h html ファイル に export(表示されている部分だけ) (5) C-c C-e t ファイルに基本情報を組み込む #+TITLE: projectx.org #+AUTHOR: Atsushi Mori #+EMAIL: mori@buran.u-gakugei.ac.jp #+LANGUAGE: en #+TEXT: Some descriptive text to be emitted. Several lines OK. #+OPTIONS: H:3 num:t toc:t \n:nil @:t ::t |:t ^:t f:t *:t TeX:t LaTeX:nil skip:t p:nil (6) # で始まる行はコメントとしてエクスポートされない。 8. LaTeX $x=1$ などと書いて、カーソルを合わせて C-c C-x C-l で画像が埋め込まれる。dvipng を必要とする。C-c C-c で元に戻る。 9. Agenda 9.1 Agenda Mode への移行 (1) C-c [ 現在のファイルをアジェンダ検索リストに加える。 (2) C-c a a TODO のあるアジェンダのリストを作成する(本日以降数日)。 (3) C-c a L TODO のあるアジェンダのリストを作成する(全部)。 9.2 Agenda Mode 内の操作 (1) f 追従モード。Agenda Mode 内でカーソルを動かすと、Org Mode 内で連動してカーソルが移動 RET で確定 (2) d / w / m 表示を 1 日表示にするか、週間表示にするか、月間表示にするか。 (3) + / - 優先順位の変更