これからの日本…

小泉政権の「なんにもしない」政策は、結局どのような社会をもたらしたか。箇条書きにしてみよう。

  • アメリカばりの競争原理の導入がすすみ、リストラや過労で年間3万人の自殺者を出すようになった。
  • アメリカばりの競争原理の導入がすすみ、安定的な給与所得所得を持つ人が減り、貯蓄率が急激に下がった。
  • 新興宗教「官から民へ」教がはびこり、詳細な検討無く、なんでも民間業者へ委託する方向になってきている。
  • 国務大臣が株の購入を国民に勧め、不労所得がとってもおいしいと思わせることに成功し、ニート増加に役立った。

… と、まあ、こんな皮肉も書きたくなる。ほとんど事実だが…。

総選挙があるのかないのか、等という話になっている。が、ちょっと前の話を思い出してみよう。「クールビズで、洋服を買い直すことにより100億円の経済効果がある」と言われた。出費をするのはビジネスマンの一般家庭だ。勝手に制度を作って国民から金を吸い取ろうという発想はおかしいと思う。そこで、今度は、「150億円の経済効果があるので、選挙を行う」というのはどうだろうか。総選挙になれば、1500人ぐらいの候補者が金を使うことになる。一人当たり、1000万円使うとしよう。すると、150億円だ。大義名分もあることなので、是非、やってほしい。「軍人・凡人・変人」の「変人」の総仕上げとしてもふさわしい。