VMware Player 2.0 の魅力

先日も VMware Player 2.0 について書いた。しかし、その後、いろいろと便利であることがわかった。

まず、vmware toolbox である。VMware server をとってきて、そこから取り出すものと思っていた。しかし、ホスト OS の中にゲスト OS にインストールすべき vmware tools のディスクイメージがある。普通に導入していれば、C:\Program Files\VMware\VMware Player\linux.iso だ。これを、VMware の仮想CD-ROM に設定して、なかからファイルを取り出してゲスト OS (私の場合、Debian GNU/Linux)に導入すれば良い。このファイルを使うことによって、次に書くファイルの共有ができる。(cf. 「http://www.cycleof5th.com/tips/index.php?date=2007-06-21/3」) ちなみに、マウントポイントが嫌だな、と思った場合には、/etc/fstab を編集すれば良い。それだけの話だ。

次に、ファイル共有である。Samba を介して行うものと思っていたが、Samba を介さずにファイル共有できる。上の vmware-tools を導入し、実行した際、experimental なホストとの通信を許可するか、とかなんとかいうメッセージが英語で表示される。ここで、yes と答えたのが良かったのだと思う。すんなりできた。(cf. 「ガジェット好きですが…何か?な日々: VMWare Playerでフォルダー共有してみる」)

さらに、CPU がデュアルコアの場合、そして、ゲスト OS の使用がメインの場合、ゲストOS でデュアルコアを活用したいものである。それもできるようになった。(cf. 「http://www2u.biglobe.ne.jp/~shinta/be/_BL_Diary_200705.htm」)

USB2.0 にも対応したらしい。こちらは試していない。(cf. 「http://www.cycleof5th.com/tips/index.php?date=2007-06-21/3」)

というように、非常に快適に使える環境ができている。今や、ノートパソコンに Linux を導入する場合には、vmware player を使うことを標準に考えてよいのではないかと思う。