友だちがいっぱい

旧友と待ち合わせである企業を見学することになる。その見学先は、メーカーで、最初に工場を見学する。相手をしてくれたのは、高校の同期の K だったか、大学の同期の H だった。そこの見学が終って、今度は歩道橋を渡って道の反対側の本社を見学しに行く。本社側には、高校の同期の O がいる。歩道橋を渡ったところで、大学の同期の N に出逢う。N は、せっかくだから、と路上で我々の記念写真を撮るという。

なんだか友人が一杯出てきた夢だった。

米国産牛肉輸入再開問題

アメリカの主張は、
1. 20ヵ月以下の牛肉は検査しても意味が無い。
2. 牛の年令は肉質でわかる。
という2点だ。

一方、日本は、1. について既に譲歩しようとしている。2. についても譲歩して結局輸入を再開することになるのだろうか。過去にも、レモンの問題や、半導体ダンピング問題など、結局はアメリカサイドの主張が全てまかり通っている。今回もそうなるのだろうか。

この問題での、表に出にくい重要な問題点は、実は、いろいろな規制が有効ではなかったという点だと思う。「骨肉粉を餌として使ってはならない」という指導はずっと行われてきたが、豚や鳥には OK だったので、一緒に飼っている場合には事実上無効だったと言われている。その上、BSE 問題が表面化すると、あやしい牛を事前に処分したり、怪しいと知りながら出荷したり、産地を偽装したり、補償の対象となる牛ではないのに保証金をだまし取ったり、と問題続出であった。第一次産業の収入源が不安定なことを考えると、農家を責めるだけで済む問題ではないことは明かだ。

そうした人為的問題を避けることが重要で、そのためには、牛の品質管理の筋道をつけることが重要になってくるはずだ。その必然の結果として、牛の個体をトレースできる仕組や、BSE 検査の抜け道を作らないことが重要になる。日本の判断は正しかった。

アメリカの圧力に、再度屈することになるのか。見守らなければならない。

NHK の国会審議

今日も国会の総務委員会で NHK の問題が審議されていた。NHK の会長は、番組の改編について、「NHKの編集する権限の中で行ったことで問題が無かった」 という認識を示したが、一方で、 BRC(放送と人権等権利に関する委員会) は、「放送倫理違反」と明確に指摘されている(http://www.bro.gr.jp/kettei/k020-nhk.html#000)。困ったもんだね。